プロフィール

さとう みちこ

     

・生年月日:1970年7月13日
・出身
北九州市門司区
・好きなこと:
キャンプ、テニス、ベース、おしゃべり 
・好きな食べ物鰆、甘夏

経歴

  • 福岡県立門司高等学校
  • 北九州大学商学部経営学科
  • 民間企業営業職
  • 青年海外協力隊 日本語教師(中華人民共和国派遣)
  • 国際協力、国際交流の
    団体職員

現在

  • 大学非常勤講師
  • フリーランスの
    ファシリテーター
  • (一社)糸島市ファミリーサポート 理事
  • (一社)ママトコラボ 元理事

糸島市での審議委員など

  • 第2次糸島市長期総合計画審議会委員
  • 第2期まち・ひと・しごと創生糸島市総合戦略:糸島市総合戦略推進委員会委員
  • 糸島市学校規模適正化検討委員会委員
  • 糸島市行政改革推進委員会委員
  • 糸島市多文化共生推進計画審議会委員
  • 糸島市男女共同参画審議会委員
  • 糸島市公共施設マネジメント検証委員会委員

これまでの歩み

社会人時代

卒業後は民間企業で法人向けの損害保険の営業職。

就職活動では、女性は「総合職にする?」「事務職にする?」と言っていた時代。
職場の先輩方には、新人への温かいサポート、「みっちゃん、明日でいいことは明日するんだよ!」と仕事で成果を出しつつ、自分の時間を大切にすることを教えてもらいました。現在の「子育て、暮らす、働く」をサポートする活動につながっています。

青年海外協力隊として

中華人民共和国山西省太原市へ派遣。日本語教師として、現地の中学高校で教えていました。

生徒たちが日本語運用能力を獲得することで、視野や将来の選択肢が広がることを目指しました。当時の生徒が大学生になり、日本の航空会社にインターンに来て、久しぶりに会ったとき、「先生、相変わらずおきれいですね」と言われ、運用能力がしっかり身についているな、とにんまり。

中国生活の2年間で「わからないことは聞く」「想定外のことにも臨機応変に対応する」「文化背景が異なる人とコミュニケーションをとる」ことが身につきました。

国際協力、国際交流の団体職員として

「市民が主体となる社会づくり」は、国際協力の仕事の経験が基となっています。仕事を通じて「住民の声を聴く」「多様なセクターとの協働をする」というファシリテーションの研修や実践を重ねてきました。

子どもの権利をベースにした事業にも取り組みました。子どもは、誰もがかけがえのない存在であること、生まれながらにして「権利の主体であること」ということは、今の子育て支援の活動の基礎となっています。

また、国際理解教育を担当し、福岡県内150校以上の小中高校で授業をしたり、教員研修の企画運営をし、学校・地域・各種団体の連携による教育の可能性を見出せました。

糸島暮らしスタート

第1子妊娠中の2009年に福岡市より糸島市(当時:二丈町)に転入。

隣組役員、清掃活動や伝統行事への参加、子ども会役員、PTA役員、自主運行バス補助員などの地域活動にかかわっています。0歳と2歳の子を連れて夜の会議に出ると、「赤ちゃんは、めずらしかもんねー」と皆さんに子どもを抱っこしてもらえて嬉しかったです。

地域の方々が地道に行動をし続け、その繋がりの中で、暮らしが成り立っていることを実感。私も地域の中で役割を果たしたいと思うようになりました。

子育て 

子どもはかわいい。でも、子育てはしんどいことも。首の座らない赤ちゃんと2歳になったばかりの子を毎日一人でお風呂に入れたり、下の子の夜泣きが半年以上続いたり。

「のど元過ぎれば熱さ忘れる」で、日々の暮らしに追われ、当時困っていたことはすっかり忘れています。

誰も解決策に着手しないまま、他の人が同じ大変さを繰り返している現状。同じ大変さを繰り返さない仕組みをつくりたいです。

フリーランスのファシリテーターとして

上の子が2か月のころから少しずつ仕事を再開し、今では年間100件程度、話し合いの進行や自治体職員研修をしています。

一人ひとりの思いや考えを伝えあうことで、困っていることが解決でき、「やりたい」と思っていることをお互いが応援しあう場面にも立ち会ってきました。

市民、行政がともに地域の未来を描き、一つ一つの小さな動きがまちの未来を変えると実感しています。

(一社)ママトコラボ 

結婚や出産、子育てを理由に離職をするのは男性より女性が多く、多くの「自分で収入を得たい」「仕事を通して社会参加がしたい」という思いに触れました。

そこで、「子どもがいる暮らしで小さくとも本気で働く」「仕事軸のネットワークで繋がる」をモットーに、子育て期女性のための再就業の講座や座談会を開催。

子育てと介護を同時に向き合っている方もいます。男女問わず、時代の変化とライフステージに合わせたサポートの必要性を感じています。

(一社)糸島市ファミリーサポート(いとしまファミサポ)

転入してすぐに、転入前に知り合った糸島在住の方々に、様々な場へ誘ってもらったり、人の紹介していただき、知り合いも増えました。

でも、「誰も知り合いがいない人はどうするんだろ?」

いとしまファミサポでは、預ける・預かるだけの関係ではなく、身近な地域で知り合いが増える、預かってもらった子どもが大きくなったら預かってくれた方をサポートする「長い目で見た支えあい」を目指し、事業運営をしています。

糸島市の審議委員の経験

長期総合計画審議委員、総合戦略審議委員、行政改革推進委員、学校規模適正化検討委員、男女共同参画審議委員、多文化共生計画審議委員、公共施設マネジメント検討委員に就任しました。

活動や日常で得た生の声を、市民の立場から伝え、糸島市の計画や施策を検討するように努めています。

複雑に絡み合う事象の何に重きを置くか、現状を把握し、未来を見据えた計画や施策の重要性を実感しています。